ロングトーンの練習してますか?
多くの教則本に書かれていて、私も最初の頃は練習してましたが、
最近はあまりやらずに、スケール練習や曲の練習ばかりやってました。
ただ、30分も吹いていると、口の周りが疲れてきて、マウスピースを噛んでしまうようになり、そうすると音がペラペラな感じになってきます。
で、今更のように思ったわけです。
やっぱりロングトーン練習しないとだめかなぁと、、、
ロングトーンの練習方法の復習
以前、「私のオススメ教則本①」の投稿で紹介した、「Daily Warm-Up exercises For Saxophone」という本でスケール練習してるのですが、その本の最初にLong Tone Warm-Up Exerciseというページがあります。
実は私、このページ飛ばして練習してました。
そのページには、下記の3つの譜面が載ってます。
- 真ん中のFから低いFまで半音階で、1音1小節
- 高いFから真ん中のFまで半音階で、1音2小節、クレッシェンドからデクレッシェンド
- 低いBbから低いFまで半音階で、1音2小節、デクレッシェンドからクレッシェンド
1.の練習には、練習方法の説明がかいてあり、
- タンギングをしない
- 1音をできるだけ長く吹く
- 大きい音> 中位の音> 小さい音> 中位の音> 大きい音、と5回練習する
とあります。
この1-3までを練習するだけでも、なかなかバードです。
ロングトーンに取り組む前に
それと、これも以前「サックスの音痴改善のために」の投稿で紹介した「サクソフォーン演奏技法」に、初心者がいきなりロングトーンの練習を始めるのは、効率的では無いとあります。
初心者はまず、正しいアンブシュアと呼吸法、そしてリラックスして開いた喉について理解し、広い音程の跳躍を含まない旋律で練習して、音の出だしが綺麗に出せるようになってからロングトーンに移るべきと書いてます。
むやみに長い音を吹いてるだけでは意味が無いってことですね。
いつの間にか、基本のきが、なおざりになっていたと反省です。
ロングトーンは、楽しい練習とは言い難いですが、いい音作り、バテない口輪筋作りには必要ですね。
これをやり続ける人と、そうでない人は、後々大きな差がでるんでしょうねぇ。
さぁ、自分はどっちの人になってるやら。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。