確定拠出年金についてネットを見てると「~は入らない方がいい?」「~のデメリット」など、ネガティブはタイトルの記事を見ますよね。
確かに、原則60歳まで下せない等、デメリットもあると思います。
でも、実際はどうなのでしょうか、、、?
確定拠出年金は入らない方がいいのか?
確定拠出型年金には、企業型と個人型(iDeCo)がありますが、
私は、某大手証券会社のグループ会社(IT系)に勤務していたので、2001年12月から企業型確定拠出型年金をはじめ、2023年5月の現在も運用を続けています。
2020年8月に60歳で定年になったため、積み立ては停止していますが、再雇用で仕事を続けているので、65歳までは運用を継続するつもりです。
さて、20年運用した結果ですが、
私の場合、結論としては、、、
やってて良かった~♪です。
これのお陰で、老後の2,000万円問題もクリアです。
毎月の拠出額と運用結果
私の会社の場合、給料の額によって拠出額の上限が決まっているのですが、おおよそ毎月5~6万円程度拠出していました。
但し、半分会社が負担してくれます。 これだけでも、やらない理由はないですよね。
で、20年運用した結果は、
・拠出額 :1,032万円(自己負担は半分)
・現在の評価額:2,519万円
なんと、約2.4倍です。
どんな商品を運用していたのか
某大手証券会社のグループ会社と言っても、金融の知識は殆どなく、日本株/債権、外国株/債権等の商品に積立投資していました。
途中、何度か商品の入れ替えを行いましたが、全体としては「日本株インデックス」と「外国株インデックス」を半々で積み立て、そのまま放って置いた状態でした。
失敗したな、と後悔したこと
定年後に少し調べて見たところ、確定拠出年金の運用には手数料が掛かっていて、商品ごとに手数料率が違うのです。 本当に無知でした、、、
違うと言っても、0.1~0.2%程度でしたが、20年以上複利で再投資していたので、もっと手数料率の低い商品にていおけば良かったと、少し後悔しました。
現在の運用商品
現在は、退職も近いこともあって、債券も組み込んだバランス型の商品も取り入れ、以下のような割合で運用しています。
もちろん、なるべく手数料率の低い商品を選んでいます。
- バランス型(株70%、債券30%):50%
- 日本株インデックス :20%
- 外国株インデックス :30%
結論、おすすめは、、
毎月の生活費に余裕があるなら、やった方が良いと思います。
60歳までは、原則途中で下せないので、余裕を持った金額で積み立てるのが良いです。
値段は上下するし、相場が落ち込み元本割れするリスクもありますが、
20年、30年と長い期間再投資で運用すると、最終的にはプラスになる見込みが高いと思います。
なにより、利益はすべて非課税ですし、所得控除も受けられるというのが大きいです。
退職後の運用見直し
退職後、全額を引き出すのか、年金として引き出すのかは、税金のことを考えてまだ検討中です。
また、運用している証券会社も、退職後は自由に選べるので、もっと手数料の安いネット証券に変えようかと考えています。
ネットで調べてみると、SBI証券または楽天証券がおすすめのようですね。
私はメインのクレジットカードが三井住友カードなので、ポイントが有利なSBI証券が良いかな、と考えています。