この楽器は、アメリカ製のかなり古い物です。
女性の上半身が彫刻されていて、“Naked Lady”などと呼ばれているようです。
レスターヤングやデクスターゴードンが使用していた楽器ですね。
二人とも好きなミュージシャンです。
国内だと安保徹さんがCONNを使っていたと思います。(今もそうかな?)
操作性は、セルマーMK6以降のサックスのほうが良いですが、
厚みのある、野太い音が病みつきになります。
CONNはロールドトーンホールとなっている時代の物が有名ですが、私のはそうではありません。
でも、シリアルNoは325xxxなので、ロールドトーンホールが生産終了となった直後位(1948年頃)の楽器だと思うので、
CONNの良い時代の物だろうと、勝手に満足しています。
但し、リラッカーなのでビンテージとしての価値はあまり無いと思います。
この楽器の入手方法
この楽器は、ebay(オークション)でアメリカの楽器店から購入しました。
日本で買うより安いだろうと考えたのですが、10万円以上の物をオークションで購入するのは、ちょっと勇気がいりました。
でも、出品者が楽器店で取引実績も多かったので、思い切って入札したら落札できてしまいました。
海外のオークションはハードルが高そうですが、そんなに難しい英語は必要ないし、決済もpaypalを使えばクレジットカードで簡単にできます。
まずは、安い商品で挑戦してみてはどうでしょう。
さて、無事購入できたサックスですが、オーバーホールに8万円程かかり、送料も含めるとトータルで26万円程になってしまったので、日本で購入してもあまり変わらなかったかもしれません。
しかし、きっちり調整した後は、60年以上前の楽器とは思えないくらい、滑らかに操作できます。
気分はもうジャズ ミュージシャンです。 さて、練習練習。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。